第3話
プログラミングにはデザインもいるの!?
こどもの個性がAIに打ち勝つ!?
今後、さらに加速するテクノロジーの進化
世の中を揺るがしている新型コロナウイルスですが、これによって、これまで考えられていたより、新しいテクノロジーが社会に実装される速度がとても早くなっています。一説によれば、二年は縮まったのではないかと言うことです。例えば、普及が進んできているキャッシュレス決済が良い例ですね。コロナ禍において密接を避けるとなるとやはり接触しないキャッシュレス決済は便利だけではなく安心も担保するものとなりました。
今までと真逆な人材が求められていく
現代は、ウイルスの流行だけでなく、SDGsに掲げられているように環境問題や経済格差問題が山積しています。これらを解決するには、今までの方法では通用しないことが多く、従来の詰め込み型教育では対応できないことが明らかになってきました。決められた事をしっかりやるというような仕事は、機械が最も得意とする所なので、機械に任せてしまって良いのです。そして、今までにない発想で物事を推し進める必要が出てきました。それには、人とは違うことが価値となります。今までの当たり前が価値ではなくなるのです。
それぞれの個性こそ、創造の源
デザイン思考という言葉をご存知でしょうか?デザイナーがデザインを行う過程で用いるアイデア生み出す手法を指す言葉です。何もないところから新たに価値を生み出す時に適していて、昨今あらゆる仕事においても取り入れられています。そこで役に立つのが、クリティカルシンキングです。批判的思考とも言われ、物事を一つの視点だけではなく違った視点を持つことが大切です。その思考において重要になってくるのが人と違う個性です。それは、人とは違う視点を生み出します。それこそがこれから必要なものなのです。
もともと幼少期には一人として同じ子どもはいません。それぞれの子どもが持っている個性を失うことなく育んでゆく。そこにこれからの教育の鍵があると思っています。ぜひ、お子さんの本来持っている個性を磨いていきましょう。
右高英一
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